企業案内

当社は1976年に創業し、第二創業期を迎えました。
これまで支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
当社は今日まで地域の方々に愛されて順調に成長を続けてまいりました。しかし近年は、社会環境の変化や競争の激化により大きな課題に直面しています。

このような状況を踏まえ、今後も成長を続けていく為に3つの施策に取り組んでまいります。

1つ目は、新しい組織づくりです。
第二創業期を担う人材を育成するための仕組みづくり、評価制度、就業規則の見直しに取り組みます。

2つ目は、デジタルトランスインフォメーション（DX）の推進です。
AIやIoTなどのデジタル技術を活用し、業務の効率化や労務の軽減・改善に取り組みます。

3つ目は、新規事業の創出です。
若い社員が、ここで働きたい、と思えるような新しいお店を創出することが目標です。

第二創業期は、当社にとって新たな挑戦の始まりです。
今まで築いてきた礎を残しながら、「飲食店とはこうあるべき」を今一度考え、今やこれからに合うもの、全従業員の能力が発揮できるような組織をつくり、これまで以上に地域の方々へ恩返しができる会社にしていきたいと考えております。
料理を作ることが好き、食べることが好き、人を喜ばせることが好きなど、自分らしく自分が「わくわく」することを知っている人が集まる会社でありたいと思います。

今後とも皆様のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

高校卒業後、県外の紡積会社に入社した時から30歳で故郷に帰る事を決めていたので転勤で東京の縫製会社勤務になった時、夜間の喫茶学院に通いました。27歳で退職し故郷に帰りましたが、直ぐには喫茶店も出来ず地元の縫製会社に就職しました。

仕事を続ける内に軽食喫茶をやりたくなりました。知人が喫茶よりも客単価の高い焼肉店が面白いと進めてくれました。焼肉は食べたことが無かったのですが、将来性があると判断しました。焼肉料理の技術が全くない私はまず県内はもとより県外の焼肉店の食べ歩きをしました。焼肉の知識は勿論、牛肉の仕入れ、肉のカット、タレの作り方、包丁も扱ったことが無い全くの素人の開業ですでに31歳でした。妻とは前年に結婚しましたが誕生したばかりの長男を抱え不安であったでしょう、家族を養っていく責任で眠れない夜が続き不安一杯の開業です。自分の夢の実現とはいえ後戻りできない大きな冒険でした。

その時、心に誓ったのは　《創業の精神　三か条》

◇『真白き心』を大切にしよう
素人からの開業でしたからお客様の意見を素直に聴ける心でありたい。おいしい料理を食べて頂くために研究し、工夫に努め、努力し続ける。お客様は色々教えていただける私の先生です。

◇今に満足しない
今の味に満足することなく、新しい商品を開発し喜んで頂ける料理を提供しよう。心にこもった接客、居心地の良いお店造りに努めよう。

◇同じやるなら一番店を目指す（目標）
〈地域（倉吉）一番店〉〈県内（鳥取）一番店〉を目指そう。

開業して3年間はこの職業は自分に合っているのかと悩む日もありました。しかしお客様の喜んで頂く姿が増えるにしたがって自分の喜びとなり頑張る力が湧いてきます。数々の苦難をこの創業の精神三か条を元に乗り越えることができました。今でもこの精神は私の根本となっています。
多くの方々にご指導頂きました、感謝の気持ちで一杯です。